2011年 09月 19日
素晴らしき敬老
慣れない
頼らない
御年93歳になられる画家堀 文子さんのお言葉です。
どうしたらこんなにしゃきっとした生き方が出来るのか?
どうして女にはこのようなハンデがあるのだろう
こんな差別は許せないと思い絶対に差別されない生き方とは
なんだろうと考えに考えた末美の世界である絵にたどり着いた
様々な国を旅して゛風景は思想だ″と私は確信した
風景は自然を取捨選択したその国の人々が創り上げた作品なのだ
美というものは 役に立たないように見えるがそれで良いのだと思う
役に立ったら欲と結びついて美は消えてしまうのだろう
美は
形のないもので柔らかく仰々しい姿を見せない
では いったい何だろうと考えてみれば
永遠に輪廻する命ということになるだろう
この先 どんなことに驚き 熱中するのか
私の中の未知の何かが芽を吹くかもしれないと
これからの初体験に期待がわく
私にはもう
老年に甘えている ひまなどないのだ
敬老の日に相応しい人物紹介でした。それでも若い自分に嫉妬をしたと言いますから元気なうちに何でもやっておかなければね・・・・。
こんなに美しい93歳になれるのでしょうか・・・・。ちなみに私の母と同い年です。