2011年 08月 24日
ゲゲゲのげ
昨日は高円寺までオフィース300の芝居を見に行ってきました。
まあ特等席で目の前の舞台下を役者全員が走り抜けると言うまるで運動会の様な躍動的な舞台でした。
この手の芝居は見慣れないと拒否反応もあると思うけど、何といっても渡辺えりさんの感性が若いし、若い劇団員達の元気印がこちらにパワーを送ってくれますし、とにかく懐かしい感覚です。
最終日とあって満席状態で別の意味で演劇ファンの多さにもビックリしました。
ただ、300の公演はもう最後にしようかなぁ~~。オバサンとしては息切れしそう(笑)
内容はね・・・・説明できないなぁ~~。
何処までが現実で何処からが妄想なのか?3重、4重、5重の出来事がフラッシュバックのように入り乱れて理解しようと思うとまあ無理でしょうね。ただ、音楽劇と名打っているだけあって歌は上手かったしアクロバット的な動きは特徴だし、取り合えず◎ですか。
頭が痛いのはその特等席だけでは無く、その後に妹がどうしても見たいと行っていた映画を見に行く羽目になったからです。
ツリー・オブ・ライフ
この予告通りだとちょっと面白そうですよね。
物語は次男の死から始まる。男の子3人と両親の素朴な生活の中での葛藤が中心なんですが、早々に無窮の宇宙・爆発・海・瀑布・血管・・・・生命の進化と言うか最後は恐竜まで出て来て、この映像が長い長い。
だからツリー・オブ・ライフなんでしょうが
この人物が出てこない映像はいらなかったなぁ~。
これだとガイア・シンフォニーを見れば充分だし、途中で頭が痛くなってきた・・・・・。
早く親子の物語に戻って欲しいと思っても、これがしばらく続く。
人物が登場する映像だけでも充分美しかったし、これだけでも伝わってのにね。
まあ、賛否両論がある映画でしょう。キリスト教の矛盾も多々あるだろうし・・・・。
でも、主役のブラッド・ピットもショーン・ペンも見事に中年の親父になってブラッド・ピットなんぞはこんな田舎くさいおじさんも出来るんだと妙に感心しました。
時代背景がこれまた懐かしい1950年代なので日本で言うと向田邦子さんの描く昭和の時代なんでしょうね。
ただオバサンとしてはこの2作を続けて見るのはやっぱり無理でした・・・・・。
未だに頭が痛い・・・・。