2010年 07月 30日
インセプション
こればかりは上手く説明が出来ませんねぇ~。
夢に入っているときに潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイディアを盗み出すという犯罪の第一人者である主人公=レオナルド・ディカプリオ
裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在である。
しかし、その中で最愛の妻を失い、国際指名手配となってしまう。
そんな彼が最後の仕事と決めた、あるミッション。それは、不可能に近い“インセプション”と呼ばれるもので、アイディアを盗み出すのではなく、その真逆、他人の潜在意識に入り込み、ある考えを“植えつける”という最高難度のもの。その依頼人が渡辺謙扮する巨大な勢力を持つ日本人。その見返りは・・・・・。
夢の中は一重にも二重にも三重にもなり、まるで過去・現在・未来が交差されているようで・・・・。
いろいろな事が後になってつじつまが合う・・・・・。いや、合わない・・・・。
パズルの最後のコマは・・・・・・?(~ヘ~;)ウーン
殆どCGを使っていないと言うスペクタルはどれも素晴らしいですが、見終わった後も、どれが夢でどれが現実なのか判らなくなって来ました。
「人は夢を見ている間は、夢を現実だと思っている」・・・自身の実存や本質に常に疑問を浮かべていたノーラン監督が『インセプション』で描くのは、人間の実存と本質の対立だそうです。
真実と事実は違うと言う事でしょうか?
日本的に言えば洗脳のような、何だか怖い話ですが、それが意外と幸せ に繋がったりして・・・・・。
それにしても、ディカプリオは良い役者になりましたね。童顔の美少年はどうなるのだろうかと思っていましたが、見事に大人に変身して渋くなりました。
久々の映画鑑賞は今日の空のように晴れ晴れとは行かなかったのですが、もう一度見て、確かめたいことが・・・・そんな映画でしたね。
何せ、脳のお話なので・・・・・・。ふ・く・ざ・つ