2007年 05月 16日
秋吉台と秋芳洞
秋吉台ははるか昔、遠い海でサンゴ礁として誕生しました。それから約3億5千万年、ドリーネや鍾乳洞が発達した石灰岩の台地、カルスト台地となりました。石灰岩の中にはサンゴ、ウミユリなどの地球と秋吉台の長い歴史を示す化石が見つかります。
秋吉台は、日本最大のカルスト台地だそうです。
元気な小学生が修学旅行でしょうか?
たくさん来ていました。
ここは石の町と地元の人が言っていましたが
本当に石だらけです。まるで羊が放牧されているよう。
秋芳洞は秋吉台の地下100mにある東洋一の大鍾乳洞だそうですが、
確かに今まで行った鍾乳洞とは規模が違っていました。
総延長は8790mでこのうち、観光用に公開されている部分は約1.5km位。
国の特別天然記念物に指定されています。
母が訪れた時はロープが張ってあったと言っていましたが
戦前の話です。
今では手すりもついていて安全でしょうが
それでも恐かったです。
左上のETのようなものは上からと下からの石筍があと4cmくらいで繋がるようですが、約400年はかかるそうです。
すごすぎて言葉も出ませんが、それまでこの状態を保てるのでしょうか?そちらの方が心配になります。
それにしても自然は凄い!!
人間が征服できるものではありませんね。
光が見えてほっとしたものです。
(左写真は連結でつなげ一枚の画像にしています)