パソコンで遊びたいなぁ~!

女殺油地獄

今日から7月です。
早々に行って来ました。シネマ歌舞伎。

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病気前の仁左衛門さんの何と美しい事か。

300年を経て現代に通じる、若者の孤独と狂気を描いた、美しき地獄絵。

近松門左衛門 作

近松門左衛門が1709年に書き下ろした世話浄瑠璃で、歌舞伎としては1909年に二代目實川延若が初演しました。
複雑な家庭環境により荒んだ生活を送る大阪天満の油屋河内屋の息子・与兵衛の哀感と狂気、同業の豊嶋屋七左衛門の女房・お吉の与兵衛への思いやり、与兵衛を勘当するも心配でならない継父・徳兵衛と実母・おさわの情愛が、近松の筆によって巧みに描写されています。

放蕩者の与兵衛は、店の有り金を持出しては馴染の芸妓小菊に入れあげている。
金に困った与兵衛は、徳兵衛に金策を断られるや逆上して家族に暴力を振るう。見かねた母・おさわが勘当を迫ると自棄を起こして家を飛び出すのだが、借りた金の返済は迫り、途方に暮れる。一方、徳兵衛とおさわはお吉を訪ね、与兵衛を家に帰るよう諭してくれと涙ながらに頼み、銭を預けて帰って行った。このやりとりを物陰で密かに聞いていた与兵衛は、その親心に涙を流し、銭を受け取る。しかし借金額には程遠い為、お吉に借金を申し出るのだが、断固として拒絶されてしまう…。

題名に“油地獄”とある通り、借金に追いつめられた与兵衛が衝動的にお吉を殺害する場面での、油まみれになりながらの立廻りは、大きな見せ場となっています。
片岡仁左衛門が1964年に初演し(当時 片岡孝夫)、出世作となった河内屋与兵衛を勤め、子・孝太郎と孫・千之助との親子三代での共演も話題を呼んだ、歌舞伎座さよなら公演の名舞台です。


仁左衛門さんも70歳。今後この役は誰がやるのかと心配しています。
どうしようもない悪なのですが、美しさが大前提なのです。

歌舞伎界もスターを作るのが急務なんでしょうが、愛之助さんが変身物の映画に出ているのにはビックリ仰天。顧客の動員も急務なんでしょうね。

みんな頑張ってブログ書いているものね!ガンバレ歌舞伎界と言う所でしょうか。016.gif


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by ma-kom | 2014-07-01 19:25 | 歌舞伎・観劇・美術館・映画 | Trackback | Comments(0)
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