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ふるあめりかに袖はぬらさじ

シネマ歌舞伎第二弾です。

肩から背中にかけては鋼の様で、頭は痛いし、立ちくらみはするし、最悪の状態でしたがどうしても見たかったので行って来ました。
途中駅でトラブルがあり電車は20分以上も遅れて映画はすでに始まっていましたが、流石にこんなに満員の席を映画館で見た事はありませんでした。
当然中高年でしたが、歌舞伎ファンがこんなにいる事にビックリしました。

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有吉佐和子原作のお話で、昭和47年名古屋中日劇場の文学座公演で、杉村春子の主演で初演されました。昭和63年には杉村春子の当たり役であったお園役を坂東玉三郎が受け継ぎ、以後、繰り返し上演されて来た名作舞台です。

そして、平成19年12月歌舞伎座公演では、ついに歌舞伎として初上演され、玉三郎渾身の演技(九度目の芸者・お園)、豪華キャスト競演で大評判となりました。


【あらすじ】

時は幕末、開港まもない横浜の遊郭「岩亀楼(がんきろう)」で、ひとりの遊女が自ら命を絶ちます。おりから吹き荒れる尊王攘夷の嵐の中、「攘夷女郎」の伝説にいやおうな一役買っていくお園 …。



舞台では見られないアップの表情が眺められ、これはこれで楽しいしひと時でした。
上手く使い分ければ歌舞伎観劇もより一層楽しいものになりそうです。

それにしてもこの酷い肩こりはどうしたものか・・・・。007.gif
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by ma-kom | 2013-04-17 20:29 | 歌舞伎・観劇・美術館・映画 | Trackback | Comments(0)