2012年 10月 24日
ちょっとしたお勉強
⑤川柳250年 ~川柳の想像力と訴求力~
⑥演じる楽しさ! 日向薫(元宝塚星組トップ)
2週続けて受けてきました。
川柳と俳句の違い?はまず季語が無い・・・・。
当然なんですが川柳って江戸で生まれた言葉遊びで、江戸って景色の季節感があまりないですよね。
元々は江戸っ子気質から生まれ、その当時流行っていた前句附の選者・柄井川柳と言う人が選んだ句が、世態人情の機微を穿ち、とっても面白かったことから人気を博し、それがそのまま川柳となったようです。
前句附は、七・七の前句を題として五・七・五を付け、その出来栄えを競う遊びです。(附句)
たとえば
切りたくもあり、切りたくも無しに対して
●盗人を捕えてみれば わが子なり
●さやかなる月を隠せる花の枝
それがだんだん附句だけで鑑賞するようになったようです。
くどくど説明が無いのにその裏を感じる面白さが当時の江戸の粋につながったのでしょう。
孝行のしたい時分に親は無し
町内で知らぬは亭主ばかりなり
どちらも江戸時代に作られ、江戸庶民の口を通して成語化した古川柳だそうです。
最近はサラリーマン川柳が人気ですが、「うんうん分かる分かる」と言う所が川柳の良さでしょうか。
さて、日向薫さんは元男性役トップさん、身長も175㎝もあり、今でもスタイル抜群でどうしたらあんな体型を維持できるのか知りたいものですね。素敵な立ち振る舞いを教えていただきました。だけど・・・・。
やっぱり、体型が・・・・
エトワール:久留実純・アンドレ:麻路さき・オスカル:大輝ゆうジェローデル:真矢みき
マリー・アントワネット:毬藻えり・フェルゼン:日向薫
凄い顔ぶれですね。
今では一人芝居ならぬ朗読ミュージカルをライフワークとして展開しているようだけど、あの素敵な男装を見たいものだと思いますね。
引退すると皆さん、髪を伸ばして女性に変身してしまうので、何となくつまらない。
往年のトップさん達が集まってくれれば地方公演も見に行きたいかも・・・・。
と、妹に言ったら、「ダメダメ!あの劇場が素晴らしいのだから!」と言われてしまいました。
確かに劇場は素晴らしい!宝塚も再来年には100周年を迎えるで何か特別の大イベントがあることでしょう。
そう言えば来年そうそうベルサイユのばらを上演するのよね~~
チケット争奪戦で忙しくなりそう。