2011年 09月 21日
美輪明宏音楽会<愛>
芝居は今まで何度か観た事があるのですが、歌のコンサートは初めてでした。
御年76歳とは思えないほどの声量で素晴らしかったです。
やっぱり、美の伝道者の彼らしく舞台構成も綺麗!
一部・二部の構成になっていて一部は懐かしい日本の歌・・・おぼろ月夜から始まり、惜別の歌、喫茶店のかたすみで、愛しの銀パリ、ラ・ボエム、よいとまけの歌と続きます。
よいとまけの歌は何度も聞いたことがありますが、こんな歌い方は初めてで感動しました。
途中、語りがはいり、懐かしい銀パリの話や喫茶店文化の話、沢山の文化人との交流話・・・・
どれも興味深く、懐かしく聞き入りましたね。
二部はバックがミュッシャ仕立てのアールヌーボー様式に変わり、これもまたパリのよき時代のシャンソンが続き、まるでサラベルナールの世界に引きずり込まれそう。
上等な一人芝居を見せられたような華麗なる舞台でした。
なるほど、人気の程が判りました。
とに角、お話も面白いです。これは虜になるかも・・・・。