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四月大歌舞伎第一部

昨日は朝、8時45分くらいに家を出て、帰ってきたのが夜の11時20分でした。
完全にヨーロッパには着いていますね。(苦笑)

流石に、身体中が痛い。エコノミークラスの固いシートに座り続けた結果でしょう。それでも休憩のたびに立ち上がったりしたのですが・・・・。
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さて、一部は下記の演目
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一、御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)
悪七兵衛景清  三津五郎
   典侍の局  芝 雀
   工藤祐経  染五郎
   曽我十郎  菊之助
   曽我五郎  海老蔵
  王新左衛門  獅 童
  小林朝比奈  勘太郎
     片貝姫  七之助
   半沢民部  團 蔵
 父庄司重忠  松 緑
   大磯の虎  孝太郎
   小林舞鶴  時 蔵

まあ~顔ぶれを見ても判るように、これからの歌舞伎を担う若手が勢ぞろいして、最後のお別れをしている様。
まだまだ、歌舞伎座から学ぶことがたくさんあったと思うけど、ここまでこれたことは大正解。
綺麗な絵巻物でした。
昭和通りの南東に位置する地域は、かつて木挽町と呼ばれる地域だったが、三十間堀川の埋め立てにより銀座と地続きとなったことから銀座東と改名し、1960年代後半に銀座西と共に銀座に統合された。首都高速都心環状線を挟んだ地域も含めて東銀座駅を最寄りとする一帯は、一般的に東銀座と呼ばれている。

歌舞伎座も最初は1889年に東京市京橋区木挽町に開設されたのです。その後火事や関東大震災などで建て替えられ今の歌舞伎座になって来年60歳を迎えるはずだったんです。やっぱり還暦だし引退の時期なのかしらね。
今回のお隣さんも見続けて50年とか言っていましたね。
一幕立ち見席の男性は4日目と言っていたけど、そういうお客様に育ててもらっているんですよね。
みんな歌舞伎座が大好きで、寂しいと言っていましたけど・・・・。
小屋には小屋の良さがあって、私も歌舞伎座、大好きでした。

こう言うお店もありました。
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二、熊谷陣屋(くまがいじんや)吉右衛門さんが主役の演目ですが。これには80歳になる中村富十郎さんや79歳の坂田藤十郎さんが出演しています。
まあ、こちらも演目その他と言うより、全員出演させることが大事なので、本来はこう言う暗いお話は嫌いなんですが、何だか最後の舞台を見るような気持ちになって不思議なものです。

三、連獅子(れんじし)
こちらはご存知中村勘三郎・親子による連獅子
歌舞伎座の板の上を意識したのかどうか判りませんが、熱の入った良い出来でした。
僧蓮念に中村橋之助、僧遍念に中村扇雀が出演しています。

幕間に舞台を覗いたのですが、やっぱり年季の入った板でしたね。

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by ma-kom | 2010-04-07 10:33 | 歌舞伎・観劇・美術館・映画 | Trackback | Comments(0)