2009年 07月 05日
スパゲッティーナポリタン
トマト味のナポリタン、嫌いだと言う人もいますが私は懐かしい味です。
この、ナポリタンの発祥の地が、私の大好きなホテルニューグランドなのです。
同ホテルは関東大震災後、横浜市の復興事業の一環として1927年に開業するものの、わずか十数年で太平洋戦争が勃発。戦火をまぬがれながらなんとか営業を続けたが、終戦と同時に一時解散する。そこにやってきた人物こそ、連合軍最高司令官のマッカーサーだった。
ホテルニューグランドは占領軍に接収される。進駐軍の兵士達が、ゆでたパスタにケッチャップをかけて美味しそうに食べている姿を見て、もっと美味しくとオリジナルメニューを発案。これを当時の総料理長が「スパゲッティナポリタン」と命名した。ちなみにシーフードドリアもホテルニューグランドで生み出された料理。
うぅ~ん歴史のあるホテルはやっぱり重みが違いますね。
マッカーサーが出てきたところで、いよいよNHKスペシャル白洲次郎第3がオンエアーされます。
8月20日(午後10時)第一回の再放送
8月21日(午後10時)第二回の再放送
8月22日(午後10時)第三回の放送
続けて3夜の放送です。
それぞれの役者がそれぞれの立場で当時を感じ人物像を演じていますので楽しみですね。
第二話でマッカーサーに天皇陛下の代理でクリスマスプレゼントを持って行ったシーンを覚えていますか?
マッカーサーは「その辺において」と言ったのを聞き、白州次郎さんが猛烈に激怒をしたシーンです。
本来の台本では怒ったまま部屋を後にすることになっていたそうですが、次郎役の伊勢谷友介はそれでは納得せず、相手がソーリーと謝ったため、彼の中の次郎は最後に「メリークリスマス」と笑顔を向けます。
本来の次郎さんがどうしたかは分かりませんが、そのシーンは鮮明に印象に残っています。
83歳までの人生の中、やっかみや中傷や様々な困難があったでしょうが、あの時代彼のような人がいたこそ
今があるのだと思います。
イギリス仕込みの英語で主張すべきところは頑強に主張し、GHQ某要人をして「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめたことは有名ですが、それが何よりもカッコーいい!
ホテルニューグランドのスパゲッティナポリタン→マッカーサー→白洲次郎
人生って面白いですね。
ダンスホールはクリフサイドです。生バンドの演奏、未だやっていると思う。
マッカーサーの部屋入った記憶があります。
夢物語をする年寄りになりました。
情報ありがとうございました。三回目の放送8月とはわかっていましたが
「はてはて何日なのだろう」と思っていました。
早速カレンダーと携帯の予定表に書きいれました。
スパゲッティナポリタンをよく食べた世代です。それが白州次郎につながって
いるのですねぇ。思わずPCの前で「へ~ぇ」って言ってしまいました。
本当に「へ~ぇ」ですよね。
ホテルにはマッカーサーが執務室として使ったことで知られるマッカーサールームがあるようですが、白洲次郎さんもそこに来ていたのでしょうね。
何だかまた行きたくなりましたよ。